セイコー ブライツ アナンタ スプリングドライブ クロノグラフ
コンセプト
Ananta。そこには古くから日本に伝わる刀づくりの心が宿る。約800年前に考慮された日本刀。反りの高い刀身を持つ片刃の剣(刀)。それは鞘(さや)から一息に抜き放たれる。何世紀にもわたり刀は日本の武家政権を支えてきた。そして現代では美術品としての価値を持つ。刀は途絶えることのできない、日本文化の象徴のひとつである。日本刀の強さと美しさが、いまSEIKOブライツ アナンタの姿・形となって現れる。
【熟練のクラフトマンシップ】
刀づくりに最高の製鉄技術と熟練のクラフトマンシップが要求されるのと同じように、アナンタのケースも熟練した技能士たちのクラフトマンシップによって生み出される。アナンタのケースは、SEIKOの自社開発による精密なCNC切削マシンによって削りだされる。【一体成型ケース】
ケースとかん足(ラグ)は、一体の材料から成型。この独自のケース構造により、堅牢なケースができあがる。【ザラツ研磨】
アナンタのケースは、映り込みに歪みが生じない。曲面のカーブを美しく際立たせる鏡面仕上げ。これらは何段階もの研磨作業によってはじめて生み出される。【ケース側面のデザイン】
アナンタのケース側面には、刀独特の反りが表現される。一体型のかん足(ラグ)と裏蓋は、シャープで美しい日本刀の刀身の反りからインスピレーションを得ている。【刀のように鋭い針】
刀のように鋭い、シャープな形状の針、時刻の判断性を格段に向上。【刀のように鋭いインデックス】
刀をイメージしたインデックス。時刻の判読性を向上、鋭く切り出されたインデックスが、わずかな光を捉える。
アナンタ スプリングドライブ(ほかアナンタ メカニカルもチェック。)
ブライツ アナンタ スプリングドライブは、機械式時計同様にぜんまいを動力源としながらクオーツ式時計と同等の高精度・平均月差+-15秒(日差+-15秒)を実現している。それは、技能士たちの卓越した手作業と世界に誇る最先端のエレクトロニクス技術が理想的に融合し初めて実現できた、SEIKOにしかつくれない「第3のエンジン」である。
【脱進・調速機構】
脱進・調速機構「トライシンクロレギュレーター」は、ぜんまいがほどける力を動力源とする一方、ローターの回転運動から得たわずかな電気エネルギーでICと水晶振動子を駆動させる。このICと水晶振動子からの正確な信号にもとづき、ローターの回転数を測りながらそれが常に一定の回転数になるように、ローターに電磁ブレーキをかけ、針の動くスピードを一定に制御する。【流れるような針の動き】
結果として、スプリングドライブは無音かつ途切れることのない針の動きとなった。ステップ運針のクオーツ時計とも細かく刻む機械式時計とも違う、自然な時の流れそのままに静かに滑らかに流れる針の動きである。【スプリングドライブ クロノグラフ】
日差+-1秒相当というスプリングドライブの高精度は、正確な時間を表示するだけではなく、正確な時間の計測にも活かされている。さらに、作動方式に確実な操作を実現するピラーホイール方式、動力伝達方式に針飛び・針ずれをおさえる垂直クラッチ方式を採用して信頼性を高める。【「レディ/スタート」ボタン】
1964年に東京で開催された国際的な競技大会のために開発された「レディ/スタート」ボタン。ボタンを反押しにした待機状態から押し込むストップウォッチの仕組みは、計時の世界に大きな変革をもたらした。このSEIKO独自の「レディ/スタート」ボタンにより操作感はあくまでも軽く、しかし誤作動を防止し、より正確な計時が可能となった。【信州 時の匠工房(長野県塩尻市)】
スプリングドライブのムーブメントはすべて、長野県塩尻市に位置する「信州 時の匠工房」で組み立てられる。この工房には、黄綬褒章の受章者や世界技能五輪の金メダリストをはじめとして、何十年もの組立て経験を持つ技能者が数多く在籍している。
ブライツ アナンタ バリエーション
ブライツ アナンタ メカニカル
クロノグラフ SAEK003
クロノグラフ SAEK001
SAEC007
SAEC005
SAEC003
SAEC001アナンタ スプリングドライブ
クロノグラフ SAEA003
クロノグラフ SAEA001
SAEA007
SAEA005
ほかブライツ シリーズ
ブライツ
ソーラー電波時計 モデル¥ 66,100〜
ワールドタイム ソーラー電波時計 モデル¥ 79,380〜
キネティック パーペチュアル モデル¥ 88,200〜
クロノグラフ ソーラー電波時計 モデル¥ 101,400〜ブライツ フェニックス
キネティック ダイレクトドライブ モデル¥ 151,200〜
メカニカル クロノグラフ モデル¥ 201,600〜